In the Mood 0.5.0

仮運用中のためしばらくトラックバックなどはできませんが、開発記録としてブログを始めてみようと思います。

早速ですが、In the Mood 0.5.0をリリースしました。

今回一番大きい変更点は、最も見た目には分からない、今までAppleScriptPHP(とwidgetplugin)で行っていた内部処理をwidgetpluginに一本化したというところです。

widgetpluginで処理をするようになった0.2.4のころからずっとそのつもりだったんですが、widgetpluginでSkype.frameworkを使用するために@executable_pathを@loader_pathに変更するやり方が分からず、しばらく放置していました。

今回、Growlの通知に対応するためにGrowl.frameworkを使用する必要が出てきて、改めて検索などしていたら実は簡単な方法だったんですね。

/usr/bin/install_name_tool -change 
"@executable_path/../Frameworks/Skype.framework/Versions/A/Skype"
"@loader_path/../Frameworks/Skype.framework/Versions/A/Skype"
itm.widgetplugin/Contents/MacOS/itm
改行はなしで、frameworkやwidgetpluginの名前は適宜読み替えてください。

さて、そのGrowlの通知ですが、iTunesで再生中の曲が変わったときに通知してくれるアプリケーションは結構あるんですが(Growlに付属のGrowlTunesやiScrobblerなど)、それだけのためにアプリケーションを起動しておくのが何となく気になっていたので、In the Moodの機能とすることにしました。

メニューバーやDockの領域ももったいないですし。

ところで、0.4.0のころからDashcodeのベータ版を試験的に導入しています。

widgetpluginの部分には使えませんが、JavaScript部分のデバッグが格段に楽になりました。Dashboardを表示しなくてもテスト実行できるのがいいですね。